デザイナーとしての立場から、 店舗開業のいろんなお話をしたいと思います。

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エコが叫ばれています。
二酸化炭素の排出を抑えよう。
そんな社会情勢の中、IHの技術はすごい進歩をしています。
飲食店の厨房にも電化の波は来ています。
IHグリルや電子レンジ、電気グリラーやスチームコンベクション、
電気フライヤーに電気食洗機。
全ての機材に電気式は揃っています。

電気には大きく分けて二種類あります。
電灯と呼ばれる単相100Vおよび単相200Vの電気と
動力と呼ばれる三相200Vの電気です。

大きなビルの場合は高圧で引き込み
変圧器で低電圧に落としてから各テナントに供給しています。
その場合は各テナントに供給される電気容量を確認し、
足らなければ増量できるか検討してもらいます。

通常の小さなビルであれば
直接電灯と動力を引き込んでいる場合もあります。

動力は主に空調や排風機、そして厨房設備に使います。
電気を沢山必要とする機械には少しでも安く安定した電気を必要となります。
電灯は通常の照明器具やコンセント、そして電気をあまり食わない機器類が使います。

厨房機器を電化するか。
これは厨房を考える時に検討する必要のある話です。

・エコで電化する?

・消防的に電化する?

・使い勝手で電化する?

電化にはいくつかの検討項目があります。
飲食店として一番に考えなければならないのは、
1.美味しい料理を提供する事。
2.事業として採算の合う運営を行う事。
3.社会的に貢献できる事。
の順番ではないでしょうか。
電気の方が美味しくできるものもあると思います。
電気の方が温度管理のしやすいものもあると思います。
しかし電気式の厨房機器はガスのものよりも割高です。
そのメリットが生かせるか充分検討してください。
イニシャルコストも割高ですが、
ランニングコストもまた割高です。
それも検討項目に入れなければなりません。

なぜ電化がここまで進んでいるのでしょう。
実際には電気でなければ許可されない店舗もあります。
超高層ビルのレストラン等ではそんな場所もあります。
電気の方が温度管理が楽で、
調理人だけではなくアルバイトで出来る場合もあります。
適材適所ですが、電気かガスか、メリットデメリットをよく検討してください。

テナントによっては電気容量が限られている場合があります。
高圧引込みなので変圧器に増設工事をしないと電気容量が増やせない。
この場合は100万円単位のお金が掛かったりします。
高圧引込みではない普通のテナントの場合、
引込みの配線の太さが細いと引込み配線自体を引き直す必要があります。
これも何十万円単位のお金が掛かってきます。
それさえも出来ない場合もありますので、その場合はガスにしなければなりません。

またガスも引込みの配管の太さによって使える量が左右されます。
建物の本管の太さ、枝管の太さで何カロリーの機器しか使えない。
そんな場合は電気と併用しないとならない場合もあります。
ビル側のインフラがどこまで整っているか、
事業計画に大きく関わってきますので、
充分な調査と厨房計画を同時に進めなければならないでしょう。

電気かガスか。

使い勝手とインフラと事業計画。
毎日使い、飲食店の生命線ですので、
無理の掛からない様な設備の計画も必要だと覚えておいてください。
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